2009年5月17日 (日)

芭花

犯罪といじめの区別がつかない愚の骨頂

わかっていて区別をつけたくないとも言える

見え見えの思惑にうんざりして

あーあ…

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餌涸

低きに流れる清廉な小川は

太陽に照らされ否応なしに水分を吸い上げられ

巨大な雲をさらに太らせるために流れているのでは?

流れるように仕向けられているとも知らずに

濁流になろうとも助け船は来ない

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粋緯

雨の日は

傘の下で

思いきり

深呼吸だ

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2009年5月 7日 (木)

曖待

ひとつめは
おそるおそるさがして
まだそこにいると
わかったこと

ふたつめは
わすれたころに
しらせをうけた
プレゼント

きょうは
ふたつの
うれしかったこと

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2009年4月25日 (土)

種凪

一夜明けて
ほかの国で起きていたことのような
脳裡に貼りつく
紗のかかった記憶は

数ヵ月でまた
鮮やかに
なる

はず

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2009年4月 6日 (月)

諭帰

一人一人はまぶしいが

しどころのない振付と
稚拙なラテン語の発音で

興ざめなフィナーレ

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2009年4月 5日 (日)

鎮躯

あふれだしそうな涙を
見たくないから
目を伏せて
気づかないふり

そんな些細なことが
精いっぱいの
優しさなのか
どうか
はた目には
わからなくていい

正解は
当人同士の
心の中だけに
ある

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喜吻


ピンクのマニキュアを
3分で両手に塗り終え


ハミングしながら
陽射しの中に手をかざす

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危悔

いつ何時でも
重要なのは
人対人

その間には
信頼

機械が
心を
代弁してくれるのか

機械と
心を
通わせられるのか

機械に
一生を
託していいのか

機械で
いいなら
これ以上の
口出しは
やめる

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楠古

机上の論理
想像だけはたくましく

実践しなければ
学習できていないのと同じ
何度も同じ轍を踏む
スパイラル

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